北大西洋上のブイ、史上最大19mの高波を観測
(CNN) 北大西洋で2013年に高さ62フィート(19メートル)の波が観測され、洋上ブイによる観測としては史上最大を記録していたことが14日までに分かった。世界気象機関(WMO)が発表した。
この波は、風速約22メートルの非常に強い風をともなう寒冷前線の通過に続いて発生したという。
過去の最大記録は、07年に同じ北大西洋で観測された18メートルだった。
WMOは船舶や人工衛星とともに多数の停泊ブイと漂流ブイを配置して海の状態や気象との関係を記録し、船の安全な航行に役立ててきた。人工衛星の技術が飛躍的に発展した現在でも、ブイはデータ収集に重要な役割を果たしているという。
サーフィンの世界では、米ハワイ州出身のサーファーが11年、ポルトガル西部で制覇した高さ23メートルの波が世界記録として登録されている。