クジラ400頭海岸に乗り上げ、250頭死ぬ NZ
同省の地域監視員によると、救助作業には300~400人の地元住民も加わり、クジラの体温を低くさせる処置などを施した。同岬ではくじらの漂着は珍しくなく、住民も海面に浮上させる方法などの訓練を受けているという。
ただ、クジラの乗り上げは11月から3月の間が多く、大半は1、2頭としている。今回は異例の多さとしている。
同国での過去の事例を見ると、最大だったのは1918年にチャタム諸島で記録された1000頭。2番目は85年にオークランドで起きた450頭だった。