ミャンマー中部でM7.7の地震 米地質調査所
(CNN) ミャンマー中部で28日、マグニチュード(M)7.7の地震が発生した。米地質調査所(USGS)が明らかにした。
USGSによると、地震は現地時間午後0時50分ごろ、サガインの北北西16キロの地点で発生した。
最初の揺れの約12分後、M6.4の地震に襲われたという。
現時点で被害の報告はない。ミャンマーでは2021年から激しい内戦が続いている。
ヤンゴンの住民は匿名でCNNの取材に応じ、「1分ほど揺れが感じられ、その後で建物から走って逃げた」と説明。「他の人が建物から走って出てくる様子も見えた。突然のことで、強烈だった」と振り返った。
一連の揺れは遠くタイの首都バンコクでも感じられた。自宅のアパートから混乱の現場を報じたCNN記者は、住民らが建物から急いで避難を試みる中、照明器具が前後に揺れる様子を伝えた。
タイ北部チェンマイに住む別の住民は、「部屋の中で10秒ほど揺れを感じた。家の中にいられないと思ったので、急いで通りに出てきた」と語った。
中国のSNS上では、ミャンマー国境地帯にある雲南省や陝西省で揺れを感じたとの報告がユーザーから寄せられている。