人工乳房で希少がんのリスク、死亡例も 米FDA報告

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インプラント手術に関連したALCLの症例は進行が遅いケースがほとんどで、早期に発見すれば治すことができるという。

米形成外科学会(ASPS)と形成外科財団(PSF)によると、世界で約1000万~1100万人の女性が胸のインプラント手術を受けているのに対し、インプラント関連のALCLと診断される患者は年間10人未満。発症率は30万人に1人と推定している研究もある。

インプラントを使った豊胸手術は米国で行われる美容整形手術の中で最大の割合を占め、昨年1年間で29万467件に上った。

FDAは手術を検討している女性たちに対し、表面加工のタイプによるリスクと利点などを担当医と相談するよう呼び掛けている。

またすでにインプラントを挿入している人には、乳房に変化がないかどうかを観察し、定期的に検診を受けることを勧めている。

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