プラスチックを「食べる」強力な酵素、米英チームが発見
NRELによれば、世界の海にはペットボトルなどのプラスチックごみが毎年800万トンも廃棄されている。2050年までには、海に生息する魚とプラスチックごみの体積が並ぶほどの量になる見通しだ。
英科学誌サイエンティフィックリポーツが先月伝えた3年間に及ぶ研究の結果によると、海洋ごみが集まる「太平洋ごみベルト」は予想を上回る速さで拡大し、すでにフランス国土の3倍の面積に達しているという。
マクギーハン氏は「プラスチックごみ問題への取り組みではだれもが大きな役割を果たせる。だがプラスチックという『魔法の素材』を生み出した科学界は今こそ、あらゆる技術を駆使して真の解決策を編み出さなければならない」と強調した。