「機内にお医者様はいませんか」、公衆衛生局長官が対応 デルタ航空機
(CNN) 米公衆衛生局のジェローム・アダムス長官は16日、ツイッターで、デルタ航空機の機内で緊急患者への対応を手助けしたことを明らかにした。
アダムス氏によれば、ミシシッピ州ジャクソン行きを予定していたデルタ機内で緊急医療事態が発生。「機内にお医者様はいませんか」というコールがあったという。患者の状態は良好だといい、手助けできたことをうれしく思うとしている。
アダムス氏が言及している状況や、機内での出来事について現時点で詳細は不明。
デルタ航空は声明で、同航空1827便について、乗客の体調悪化を受けて離陸前にゲートに戻ったと説明。アダムス氏が乗員と協力してこの乗客の支援に当たり、医療行為を行ったと明らかにした。そのうえで、公衆衛生局長官が自ら支援を申し出たことに感謝の意を表した。
デルタ航空は公式ツイッターアカウントでも、アダムス氏のツイートに応答して謝意を表明。ミシシッピ州のブライアント知事も16日、ツイッターでアダムス氏を称賛した。
公式の経歴によれば、アダムス氏は麻酔医で、昨年9月から公衆衛生局長官を務めている。
On my @Delta flight to Jackson, Mississippi (by way of Atlanta), and they asked if there was a Doctor on board to help with a medical emergency- why yes- yes there was. Patient doing well and like a good #USPHS officer, I was glad to be able to assist! pic.twitter.com/N9HdY3py6G
— U.S. Surgeon General (@Surgeon_General) 2018年5月16日