11歳の少年が学位取得、夢は天体物理学者 米大学
(CNN) 米フロリダ州の大学で先週、11歳の少年が学位を取得した。天体物理学者になるのが夢だと話している。
ウィリアム・マイリス君には、まだ選挙権も運転免許もない。しかし同州セント・ピーターズ・カレッジの2年制課程を修了し、21日の卒業式で准学士号を手にした。
学長のウィリアムズ博士は、マイリス君を「非常に優秀で頭が柔らかく、協調性がある」と称賛した。
マイリス君は2016年、9歳で高校を卒業して同カレッジに入った。両親によると、幼いころから成長の速さが際立っていた。2歳で簡単な数学をこなし、4歳で代数を学んでいたという。
マイリス君はCNN系列局とのインタビューで、「だれもが神様から贈り物を授かっている。ぼくは知識と科学と歴史を授かった」と話した。
今後はサウスフロリダ大学に進み、来月から授業を受け始める。「天体物理学者になりたい」「科学を通し、世界に向けて神様の存在を証明したい」と抱負を語っている。
多くの若者が大学に入学する18歳の年までに、博士号を取ることを目指しているという。