ゴリラが写真で完璧なポーズ、パークレンジャーの自撮りで コンゴ
(CNN) アフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)のビルンガ国立公園で、職員がゴリラ2頭と一緒に撮った自撮り写真がフェイスブックで共有されて話題を呼んでいる。
写真を撮影した同公園パークレンジャーのマシュー・シャマブさんは、赤ちゃんの時に親とはぐれた2頭の保護にかかわってきた。
写真に納まったメスのゴリラの「ンダカジ」と「ンデゼ」は、人間がポーズを撮るような格好で立っている。1頭は両足を軽く開いて斜めに立った姿でカメラに顔を向け、もう1頭はシャマブさんの背後から身を乗り出すようにして顔をのぞかせていた。
「このゴリラの女の子たちはいつも生意気な行動ばかり。その本性が完璧に表れた」。ビルンガ国立公園はそうコメントし、「この子たちが2本足で立っているのも驚くことではない。ほとんどの霊長類は、短い間なら二足歩行ができる」と言い添えた。
ビルンガ国立公園には、類人猿3種類を含めて22種類の霊長類が生息しており、マウンテンゴリラは1000頭いると推定される。
野生生物を守るレンジャーの数は600人以上。同地では衝突や紛争も頻発する。
昨年はレンジャー数人が命を落とし、英国人2人が拉致される事件が発生。今年3月には、レンジャーの男性がカバに遭遇して重傷を負い、死亡していた。