手荷物の中に回転銃?、回転するのはトイレットペーパーだった 米空港
(CNN) 米ニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港で乗客の手荷物検査を行っていた米運輸保安局(TSA)の係員が、機内持ち込み手荷物の中にリボルバー(回転式拳銃)を発見したとして、この乗客を摘発しようとした。
しかしよく調べたところ、リボルバーだと思ったのは、拳銃の形をしたトイレットペーパーホルダーだったことが分かった。
TSAは10月31日のプレスリリースの中で、「この一風変わったリボルバーは、銃弾を回転させるためのものではなかった」と述べ、「トイレットペーパーを回転させるためのものだった」と冗談交じりに発表した。
このホルダーが本物の銃のように見える模造品だったことから、かばんがX線検査装置を通過した際に、アラームが作動したという。
TSAは本物の銃も模造品の銃も持ち込みを認めていない。
TSAの広報によると、銃の形のトイレットペーパーホルダーの持ち主は、これを自分の車に戻すか、預け荷物に入れるか、搭乗しない友人に渡すか、TSAに引き渡すかの選択を迫られ、TSAに引き渡すことを選んだという。
その後、乗客は無事にゲートを通過した。