7歳男児、サーフィン中にサメに倒され転落 米海岸
(CNN) 米フロリダ州の海岸で先週末、サーフィンをしていた男児がサメに倒され、ボードから転落した。本人にけがはなかったが、意外な遭遇に自分でも驚いたという。
同州オーランドに住むチャンドラー・ムーア君(7)は11月30日、家族とともに同市近郊のニュースマーナビーチへ出かけた。
父ショーンさん(40)によると、気温26度ほどの晴天で波の調子も良く、「絶好のサーフィン日和」だったという。この日は米感謝祭の連休中でもあり ビーチは多くのサーファーでにぎわっていた。
チャンドラー君は4歳でサーフィンを始めた。この日もショーンさんと2人、ボードを持って海に入った。
良い波が来てチャンドラー君はボードの上に立ったが、何かに襲われて転倒してしまった。「波に乗っている時、2匹の魚が見えた。ぶつかってきたのは魚だと思った」と、チャンドラー君は話す。
チャンドラー君と父親の父ショーンさん/Courtesy Shaun Shaun Moore
しかしボードに搭載されているアクションカメラの映像を再生してみると、そこには「カマストガリザメ」らしい姿が映っていた。
ニュースマーナビーチはこの種類のサメがよく現れることで知られ、サメの襲撃が世界一多い海岸ともいわれている。
チャンドラー君は小学校の友だちに映像を見せ、質問攻めに遭ったという。サーフィンにまた行きたいかという質問には、元気よく「もちろん」と答えた。