缶ビールのラベルに行方不明の愛犬、3年ぶりに飼い主と再会

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缶ビールのラベルに写真が使われたことで飼い主と再会を果たしたヘイゼル(中央)/From Bay News 9

缶ビールのラベルに写真が使われたことで飼い主と再会を果たしたヘイゼル(中央)/From Bay News 9

(CNN) 米フロリダ州の施設で保護されていた犬が、缶ビールのラベルに写真が掲載されたことがきっかけとなって、3年ぶりに飼い主と再会を果たした。アイオワ州で姿を消したこの犬が、どうやってフロリダ州までたどり着いたのかは分かっていない。

7歳のメスの「ヘイゼル」は、フロリダ州パルメットにある保護施設に昨年3月から預けられていた。

当時「デイデイ」と呼ばれていたヘイゼルは、里親探しキャンペーンの一環として、仲間の3匹とともに、地元のビール会社モーターワークス・ブリューイングの缶ビールのラベルに採用された。

このキャンペーンがSNSで話題になり、飼い主のモニカ・マシスさんの目にとまった。マシスさんは、犬たちの中に愛犬の写真を見つけて息をのんだという。

ヘイゼルは、一家がアイオワ州に住んでいた時に行方が分からなくなった。「彼女は脱走名人だった。逃げ出すのが得意で、ドアを突き抜け、私を突き倒してドアに突進していた」とマシスさんは振り返る。

ヘイゼルにはマイクロチップが埋め込まれていたが、飼い主一家がアイオワ州からミネソタ州に転居した後も情報が更新されていなかったことから、施設は飼い主を特定することができなかった。

マシスさんが獣医師の診療記録や写真を提出したことで、この犬がヘイゼルだったことが証明され、飼い主の元へ返されることになった。

同施設の担当者はヘイゼルを連れて、約2700キロの道のりを2日間以上かけて陸路で横断。NBCニュースは、マシスさんの家に到着したヘイゼルが、興奮した様子でマシスさんのひざに飛び込み、両肩に前足を乗せる姿を伝えた。

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