ゴールデンレトリバー「オーギー」、世界最高齢の20歳に
(CNN) 米テネシー州オークランドの夫婦が飼っている雌のゴールデンレトリバー「オーガスト」、通称「オーギー」が20歳の誕生日を迎えた。世界最高齢の記録とされる。
オーギーの話題を最初に伝えたブログによると、これまでゴールデンレトリバーが17~18歳、中には19歳まで生きた話はあったが、20歳になる例は初めて。メリーランド州のゴールデンレトリバー愛護団体はフェイスブック上でオーギーの記録を確認し、「史上最高齢、存命で最高齢」と紹介した。
オーギーは4月24日、飼い主のジェニファ・ヘッターシャイトさんと夫のスティーブさん、一緒に飼われている3頭のきょうだいに囲まれて誕生日を迎えた。
オーギーと3頭のきょうだいたち/Courtesy Jennifer Hetterscheidt
「家中を飾り付け、特製のキャロットケーキでお祝いした」と、ジェニファさんは話す。好物のブルーベリーやパン、パスタも、もちろん「適度に」楽しんだという。
ジェニファさんはネバダ州のゴールデンレトリバー愛護団体に勤めていた6年前にオーギーと出会い、ひと目でほれ込んだ。当時すでに14歳の老犬だったが、夫妻はオーギーを連れてあちこちドライブに出かけ、夏は専らプールで過ごした。
特製のキャロットケーキを贈られたオーギー/Courtesy Jennifer Hetterscheidt
「とにかくかわいい。非の打ちどころがない」「オーギーのいない人生など考えられない」と、ジェニファさんは目を細める。
最近は足元がおぼつかなくなり、転ぶこともあるが、それでも何とか立ち上がる。いつまで長生きできるかは分からないが、ジェニファさんは今から来年の誕生日を楽しみにしているという。