2歳児が高IQ団体「メンサ」の会員に、米国人で最年少
(CNN) 米カリフォルニア州ロサンゼルスに住む2歳女児が、米国人で最年少のメンサ会員となった。メンサは高知能者の交流を目的とした国際団体で、会員はIQ(知能指数)テストのスコアが最高水準の人に限定されている。
カシュ・クエストちゃんは年齢こそ2歳だが、両親によると、周期表の全元素の名前を言ったり、米50州を形と位置から特定したり、スペイン語学習やパターン解読を行ったりと多彩な能力を持つ。
父親のデボンさんはCNNに対し「何より、彼女は常に身の回りことを探求して、『なぜ』と質問してくる」と説明。「もし知らないことがあれば、それが一体何で、どうやって機能するのか知りたがる。ひとたび学べばそれを活用する」と語った。
両親によると、カシュちゃんは最初の言葉を口にしてから急速に能力を伸ばし、すぐに5個以上の単語を含む文章を話すようになったという。
両親は日々の観察を通じて、娘の発達が年齢より進んでいるかもしれないと考えるようになった。
母親がCNNに語ったところによると、1歳6カ月の健診でカシュちゃんの早熟ぶりを小児科医に伝え、見解を聞きたいと尋ねたところ、驚いた医師から検査を勧められた。
そこで、両親はカシュちゃんをメンサのテストを行う心理学者のもとに連れて行くことを決めた。テストの結果、IQが146に上ることが分かったという。
メンサに加入するには、応募者は標準的な知能検査のスコアで上位2%に入る必要がある。