白頭ワシの卵に孵化の兆候、ライブ中継に注目 米フロリダ州
農場を営むプリチェットさん一家は10年前から巣の周りに3台のカメラを設置して、白頭ワシの産卵から誕生に至るまで、あらゆる瞬間をライブで世界に配信してきた。今も数千人が、24時間のライブ中継を通じてハリエットとM15の様子を見守っている。
プロジェクトを運営するバージニア・プリチェット・マクスパデンさんによれば、卵にひびが入ったことが発表されると、視聴者は1分当たり平均2500人になった。過去の孵化の際は、1分当たりの視聴者が1万~4万人に膨れ上がったという。
ハリエットは11月20日に1個目の卵を産み、3日後に2個目を産卵した。白頭ワシが孵化するまでの期間は平均で35日。つまり孵化は間近に迫っている。
カメラが2012年に設置されて以来、ハリエットがこれまでに生んだ卵は今回の2個も含めて23個。今回は孵化が予想される1週間前にヘビが巣に侵入し、M15がフクロウに襲われる事件も起きていた。