干潟に迷い込んだ救助犬、ドローンからぶら下げたソーセージで安全な場所に誘導 英
しかしミリーは非常におびえていたため、人間が近づくことでさらに遠くへ離れ、かえって危険な状況に陥る恐れがあった。ミリーが逃げ出してからすでに3日が過ぎていた。
ここでボランティアの一人がひらめいた。ドローンからソーセージをぶら下げて、遠隔操作でミリーを安全な場所に誘い出せばいいのでは?
近隣の住民の女性がソーセージを用意すると申し出てくれた。調理中は重大な責任に圧倒されている様子だったが、出来上がったソーセージは非常においしそうだったとデニスさんは振り返る。
ソーセージをぶら下げるひもも、女性が提供してくれた。ひもの一方をドローン、一方をソーセージに結び付け、2~3メートルの長さでぶら下がるようにして飛ばした。
「通りかかった人たちが、何事かという様子で見ていた。とても笑えた」(デニスさん)