ヘンリー王子、英滞在時の警察による警護求める 費用は「自腹」で
ロンドン(CNN) 英国のヘンリー王子が、自費で経費を支払うとして英国滞在時の自身や家族に対する警察の警護を求めたものの、この要求が英政府によって退けられたため、法的な異議申し立てを行っていることがわかった。王子の法定代理人が明らかにした。
王子の代理人によれば、異議申し立ては昨年9月に始まっていた。現時点でこの情報を公にする決断を下したことについては、英国のタブロイド紙に情報がリークされたことを受け、事実関係を明確にするためとしている。
ヘンリー王子やメーガン妃は、息子のアーチーくんと娘のリリベットちゃんを米国から英国へ訪問させたいと考えている。しかし、代理人によれば、王子と家族は危険すぎるため英国に帰国できない。
特に、王子が私費で雇っている米国の保安チームは英滞在時に必要な警察による警護と同じものを提供できないという。
王子が昨夏にロンドンで行われた慈善イベントを立ち去る際、王子の安全が脅かされる事態が起きていた。