絶滅危機のアジアチーターに三つ子誕生、飼育下の繁殖は初 イラン
2頭の間では今年1月以降に計17回、交尾行動が確認されていた。
三つ子の誕生によって、イランに繁殖力があり、今後5年間ほど妊娠、出産を期待できることが分かった。
アジアチーターはかつて中東からロシアまで広い範囲に生息していたが、現在確認されているのはイランのみ。イラン・チーター協会によると、野生のアジアチーターは子どもを除くとわずか12頭しか残っていないとみられる。
アフリカのチーターとよく似ていて、どちらも最高時速128キロの速さで走ることができるが、アジアチーターのほうが色が薄く、毛並みが厚いという特徴がある。