2歳児がチーズバーガー31個注文、気前良くチップも上乗せ 母のスマホ操作で
(CNN) 米テキサス州で、2歳の男の子が母親のスマートフォンを操作して、マクドナルドのチーズバーガー31個を注文してしまうハプニングがあった。
学校職員のケルシー・ゴールデンさんは16日、自宅でコンピューターを使って勤務先の学校の年次アルバムを作成していた。スマートフォンのロックを解除して写真をコンピューターに転送していたところ、2歳の息子のバレット君がスマートフォンをいじり始めた。
バレット君はスマートフォンのカメラで遊ぶのが大好きだった。しかし今回は画面に映った自分を眺めていただけではなかった。
間もなくゴールデンさんのもとにフードデリバリーサービスのドアダッシュから、注文処理に時間がかかっているという通知が届いた。ゴールデンさんは学校に通う2人の子どものために、ドアダッシュでランチを注文することがある。しかしこの日は弁当を持たせていたため、不審に思った。
やがて家の前に1台の車が止まり、配達員が巨大なマクドナルドの袋を取り出した。
最初は配達員が配送先を間違えたのだろうと思ったが、「ふと、バレットが私のスマホで遊んでいたことを思い出した」とゴールデンさん。「スマホを見てみると、息子が私のスマホで遊んでいた時刻に注文が出されていた」
実はゴールデンさん一家は全員、チーズバーガーが好きではなかった。そこでチーズバーガーを無料で進呈するとフェイスブックで告知すると、妊娠中だという女性が6個欲しいとやって来たという。残りのバーガーは近所にも配って回った。
金額の合計は91.71ドル(約1万1700円)だった。バレット君は「本当に気前良く」、25%のチップを上乗せしていた。
この出来事が話題になってゴールデンさん親子は20日にマクドナルドに招かれ、マスコットとの写真撮影やチキンナゲットを楽しんだ。