シロフクロウが温暖な南カリフォルニアに出現、専門家もびっくり
シロフクロウは国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで危急種に分類されている。
自然の生息地からこれほど離れた場所に現れた理由は不明だが、「渡り鳥は方角を間違えたり、遠くへ行きすぎたり、渡りの時期を間違えたりすることがある」と専門家は指摘する。
まだ渡りの経験が少ない幼鳥がそうした目に遭うこともある。今回のシロフクロウは茶色い羽が混じっていることから、生後まだ1~2年の可能性もある。
渡り鳥は海上を通過した貨物船にとまって港にたどり着くこともあるほか、ペットとして違法に飼育されていた環境から逃げ出した可能性も考えられる。