米12歳少年、ホホジロザメを釣り上げる フロリダ州
(CNN) 米フロリダ州でこのほど、母親と釣りをしていた12歳の少年がホホジロザメを釣り上げる出来事があった。
思わぬ大物を釣り上げたのはキャンベル・キーナン君。45分間をかけてホホジロザメを手繰り寄せた。
母親と一緒にCNNの番組に出演したキャンベル君は司会者から、「予想もしない獲物だったんじゃないかしら。腕の具合はどう?」と聞かれ、「今まさに痛いです。特に前腕」とコメント。
ホホジロザメだと気付いたのはいつかとの質問には、「45分くらい経ったところでサメだと気付いた」と振り返った。
「サメだと分かった時、怖くなかった?」と聞かれ、「本当に怖かった」とキャンベル君。「ぼくは本当にサメと格闘したいのか、と自問自答した」と語った。
母親のコリーンさんは当時の心境について「私は最初から怖かった。見るからに大きな獲物で、キャンベルはシートから体を持って行かれそうになっていたから」と振り返る。
「キャンベルは釣りざおをしっかり握っていたけど、体はシートから浮き上がっていた。船から飛び出してしまわないよう、友人のケイティーと一緒に息子の体を押さえた」(コリーンさん)
船長たちは驚いてたかとの質問に、コリーンさんは「ええ、大混乱でした。一等航海士はこれが初めてのホホジロザメで、仰天した様子でした。船長は以前にもホホジロザメを釣ったことがあるようですが」と説明。叫び声が飛び交い、けが人が出ないように必死だったと振り返った。