空から降ってきたヘビ、女性の腕に巻き付いてタカと死闘 米テキサス州

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タカとヘビに襲われた敷地に立つペギーさん/Courtesy Peggy Jones

タカとヘビに襲われた敷地に立つペギーさん/Courtesy Peggy Jones

タカは4回、急降下して獲物に襲いかかり、ついにヘビを引きはがして飛び去った。

ようやく自由になってホッとしたのも束の間、ペギーさんが見下ろすと、右腕が血まみれになっていた。爪痕(つめあと)、裂傷、切り傷、刺し傷。

「自分で切ってしまった時の10倍くらい痛かった」とペギーさんは振り返る。恐らくヘビに締め付けられたことが原因で、腕は変色して黒くなり始めていた。

叫び声を上げ続けたペギーさんに、ようやくウェンデルさんが気づいて駆けつけた。

「妻はヒステリー状態でショック状態だった」とウェンデルさんは振り返り、すぐにペギーさんをトラックに乗せ、病院へ急いだと話す。この時点でまだ、妻に何が起きたのかは分かっていなかった。

ペギーさんは病院で傷の手当てを受けた。割れた眼鏡には液体が付着しており、ジョーンズ夫婦はヘビの毒かもしれないと思ったが、検査はしなかったとCNNに話している。

医師からは抗生剤を渡され、帰宅後も服用を続けるよう指示された。

7月25日、ウェンデルさんはこの日妻に起きた出来事についてSNSに投稿し、「祈りに感謝します」と締めくくった。

夫婦はその晩、ほとんど一睡もせずにペギーさんの容体を見守った。幸いなことに、毒ヘビにかまれた症状は表れなかった。

あれから2週間以上たった今も、ペギーさんは右腕を包帯で巻かれ、夜もよく眠れない日が続いている。

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