体長2.2メートルのカクレマンボウが漂着 米オレゴン州
(CNN) 米オレゴン州の砂浜にこのほど、珍しい体長7.3フィート(約2.2メートル)のカクレマンボウが打ち上げられる出来事があった。水族館が明らかにした。
この巨大なマンボウは今月3日、同州北西部のギアハートビーチで発見された。
水族館によれば、SNSで話題となり、この珍しい魚を見ようと好奇心旺盛な人たちが浜に押し寄せているという。
水族館が共有した画像には、奇妙な外観の巨大魚が口を開けて砂の上に横たわっている様子が写っている。
カクレマンボウは3日にオレゴン州北西部のギアハートビーチに打ち上げられた/Tiffany Boothe/Seaside Aquarium/AP
水族館によれば、巨大なマンボウが漂着したというニュースはニュージーランド在住の専門家マリアン・ナイガード氏のもとにも届いた。
ナイガード氏はオレゴン州に打ち上げられたのはカクレマンボウだと確認した。
水族館によれば、カクレマンボウは人目につかないところに隠れており、以前も太平洋の北西部で目撃されたり、海岸に漂着したりしていた可能性が高いが、より一般的なマンボウと間違えられていたという。
水族館はCNNの取材に対し、カクレマンボウの死骸が8日時点で浜にあることを確認した。皮が丈夫なため、死骸をあさる動物も突き破ることができず、数日もしくは数週間は浜に残り続ける可能性があるという。