トランプ氏所有のリゾート施設、利用中止の団体が続出

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トランプ米大統領が所有するリゾート施設「マール・ア・ラーゴ」

トランプ米大統領が所有するリゾート施設「マール・ア・ラーゴ」

ニューヨーク(CNNMoney) トランプ米大統領が所有するフロリダ州の会員制リゾート施設「マール・ア・ラーゴ」でイベントを開催してきた団体が、相次いで利用中止を発表する事態となっている。背景には、バージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義団体と反対派の衝突をめぐり、トランプ大統領が双方に責任があるとの見方を示したことがありそうだ。

フロリダ州のパームビーチ動物園は20日、団体の使命や文化に反するとして、マール・ア・ラーゴでのイベント開催を中止すると発表した。

同施設を利用してきた非営利組織(NPO)や慈善団体などがボイコットを表明したのは、これで少なくとも9件目。

トランプ氏がバージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義団体と反対派の衝突をめぐり、双方に責任があるとの見方を示したことを受けて、利用中止を決める団体が出始めた。

まず17日にオハイオ州に本拠を置く医療機関、クリーブランド・クリニックが、8年前から同施設で毎年開催していたパーティーを中止すると表明。

米国がん協会も同日、マール・ア・ラーゴでの10年来のイベントを今年は開催しない方針を明らかにした。翌日には米国赤十字社がこれに続き、クリスマスに恒例のダンスパーティーを予定していた救世軍も別の会場を探すと発表するなど、同様の動きが連日相次いでいる。

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