「才能はメッシがロナルドより少し上」 ロナウド氏、サッカー
(CNN) サッカーの元ブラジル代表で世界最高のストライカーとの評価も得ていたロナウド氏(35)は15日までに、現在のスーパースターであるメッシ(バルセロナ)とクリスティアーノ・ロナルド(レアル・マドリード)両選手の才能を比較し、「メッシの方が少し優っている」との見方を示した。
ロナウド氏はCNNとの会見で、メッシに軍配を上げた理由について「我々を魅了し、想像力をより発揮出来る選手」と述べた。アルゼンチン代表FWのメッシとポルトガル代表FWのロナルドの実力の比較はサッカー界の大きな話題ともなっている。
ロナウド氏はスペインのバルサ、レアルやイタリアのインテルなどの強豪クラブで活躍。2002年のワールドカップ(W杯)日韓大会ではブラジルを5度目の優勝に導く原動力となった。国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手賞に3度輝いてもいる。
現役生活の最後にはブラジルに戻ってプレーしていたが、ひざの故障に悩み11年2月にコリンチャンスを退団、引退も発表していた。
ロナウド氏は母国が14年に主催するW杯について触れ、2つの試練があると指摘。大会の円滑な運営は国挙げての挑戦であることやサッカー大国の自負を賭けて国民の強い期待に応え優勝することだと述べた。
ブラジルが6度目の制覇を果たすことは不可能ではないと強調。FWネイマールや同パトなど才能がある若手選手がそろっており、大会開幕までには時間もあることからブラジル代表チームは強力になれると主張した。
ブラジルは2010年のW杯南アフリカ大会の準々決勝でオランダに敗退している。