英キャサリン妃、仏雑誌のトップレス写真掲載に激怒
(CNN) 芸能誌「クローザー」のフランス版は14日、英ウィリアム王子(30)の妻キャサリン妃(30)のトップレス写真を掲載した最新号を発売した。写真は、ウィリアム王子夫妻が休暇で仏南部プロバンス地方に滞在していた際に、長焦点レンズで撮影されたものと見られる。英王室筋によると、キャサリン妃はクローザー誌に対し激怒しているという。
クローザーのウェブサイト上では、不鮮明な写真付きの最新号の表紙しか掲載されていない。より鮮明な写真を見るにはフランスで販売されている印刷版を購入する必要がある。
クローザー誌の編集長ローレンス・ピオウ氏は13日、最新号の発売前に簡易投稿サイト「ツイッター」上で、「クローザーが明日発表する世界的スクープは、今まで見たことのない、そして今後決して見ることのないケイト・ミドルトンの姿だ」と述べていた。
またピオウ氏はインタビューで、今回の写真掲載について「われわれはただ自分たちの仕事をしているだけ」と語った。
ピオウ氏によると、クローザー誌は、王子夫妻がプロバンス地方に来るとの情報を事前につかみ、カメラマンを現地に派遣したという。撮影当時、夫妻はテラスにいて、道路からも見えたという。
またピオウ氏は、写真掲載に対する批判について「度を超している」とし、英国メディアについても、英国のサン紙もヘンリー王子の全裸写真を掲載したのに、クローザーを叩くのは「完全な偽善」と痛烈に批判した。
最新号に掲載した写真以外に、より露出度の高い写真もあるが、今は発表せず、しばらく様子を見るという。
またピオウ氏は「これらの写真が浮き彫りにしたのは、王子夫妻のセキュリティーの問題だ」と付け加えた。