開幕目前のスーパーボウル 勝利には「神の助け」が必要?

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試合会場のメルセデス・ベンツ・スーパードームに掲げられた幕

試合会場のメルセデス・ベンツ・スーパードームに掲げられた幕

(CNN) ゴールライン上でのファンブル、リターン・タッチダウン、試合時間残り数秒でのフィールドゴールの失敗――。こうしたプレーはアメリカンフットボールの試合では、よく見かけるシーンだ。しかし、もし、それに神様が関与していたとしたら?。

ある調査によれば、試合の勝者を決めるのに神様が関与していると考える米国人の割合は、27%に達するという。

年間王者を決める試合でも、神様がどちらのチームが勝つのかについて影響を及ぼしているとすれば、どのチームが愛されいてるかは、はっきりしている。神様に最も愛されているチームは(多くの人たちは聞きたくないだろうが)、米大リーグのニューヨーク・ヤンキースだ。大リーグの年間王者を決める「ワールドシリーズ」を27回制覇しているヤンキースは、米国のプロスポーツ史上で最多の優勝回数を誇る。

そのほかにも、米プロバスケットボール協会(NBA)のボストン・セルティックス(優勝17回)や、米プロフットボールリーグ(NFL)のピッツバーグ・スティーラーズ(同6回)、北米アイスホッケーリーグ(NHL)のデトロイト・レッドウイングス(同11回)も「お気に入り」なのかもしれない。

神様の寵愛(ちょうあい)が優勝へと変わるなら、神様が大嫌いなチームは、大リーグのシカゴ・カブスということになるかもしれない。「大嫌い」というのは言い過ぎかもしれないが、100年以上もカブスが優勝していないことには、なにか理由があるはずだ。

カブスの歴史もひどいものだが、NFLのバッファロー・ビルズの悲惨さは別格だ。過去46年間、王者になったことがないだけでなく、1991~94年に4回連続して年間王者決定戦「スーパーボウル」に進出したにもかかわらず、4試合とも全て敗北した。

最も痛々しかったのは91年の試合で、試合の終了間際に勝ち越しを狙ったフィールドゴールが失敗に終わった。その結果、1点差で試合に敗れた。

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