女性ドライバーが史上初のPP獲得 NASCARデイトナ500
(CNN) 自動車レースNASCARスプリントカップ開幕戦「デイトナ500」の予選で17日、ダニカ・パトリック(30)が1位で通過し、女性ドライバーとして初めてポールポジションを獲得した。
パトリックは昨年もデイトナのネーションワイド・シリーズでポールポジションを獲得しているが、NASCARのトップカテゴリーレースで女性ドライバーがポールを獲得するのは史上初。
プレッシャーがかかって注目を浴びるほど奮い立つというパトリック。パトリックは同日、CNNの取材に答え、「子どもたちに、『やりたいと思えば何だってできる。性別は関係ない』と思ってほしい。問題なのは情熱だけ」と語った。
予選通過は90%がクルーの準備のおかげで、ドライバーの貢献は10%にすぎないと謙遜したが、クルーのトニー・ギブソン氏は、「ひるむ様子のなかった彼女を誇りに思う」と話す。
24日に開かれる決勝レースでは、この日の予選を2位で通過したしたジェフ・ゴードンと共に、フロントローからスタートする。
パトリックは今年初めてNASCARスプリントカップ・シリーズにフル参戦。昨年はスプリントカップの10レースに参戦したが、成績は最高で23位だった。