タイガー・ウッズ、世界ランク1位に復帰 2年半ぶり
(CNN) 米男子ゴルフツアー、アーノルド・パーマー招待の最終ラウンドが25日行われ、タイガー・ウッズ(37)が通算13アンダーで優勝し、ほぼ2年半ぶりに世界ランキング1位復帰を果たした。
この日は悪天候のため順延されていた最終ラウンドの残りがフロリダ州のベイヒルで行われた。ウッズは通算13アンダーで、2位のジャスティン・ローズに2打差をつけた。
ウッズはランキング1位復帰について、「懸命な努力と忍耐とツアー勝利への復帰の副産物だ」とコメントした。
同じ大会で8度目のPGAタイトルを獲得したのは、サム・スニードに続く史上2人目。ベイヒルでの勝利の秘訣(ひけつ)についてウッズは「ここでのプレーはうまくいく」と答えた。スニードが27年かかってこの記録を達成したのに対し、ウッズは13年で達成した。
ウッズは2009年に不倫スキャンダル発覚などが発端となって欠場に追い込まれ、復帰後も不調が続いた。10年10月に世界ランキング1位の座を英国のリー・ウェストウッドに譲り、11年11月には58位まで転落していた。