レアルが初の首位、マンU抜く サッカークラブ資産価値ランク
(CNN) 米経済誌フォーブスは18日までに、世界のサッカークラブの2013年版の資産価値ランキングを発表し、スペインのレアル・マドリードが33億米ドル(約3234億円)で首位だったと報告した。
フォーブスによる評価で、レアルが、イングランドのマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を抜いてトップに浮上したのはランキング調査が始まった2004年以降、初めて。
レアルの評価額は前年比で76%の激増。スペインの経済苦境を尻目に、総収益は6億5000万ドルを計上した。営業利益は1億3400万ドルで、スポーツクラブとしては米プロフットボール(NFL)のダラス・カウボーイズの2億2700万ドルに次いで2位だった。
マンUの評価額は42%増の31億7000万ドル。総収益も、米自動車ブランドのシボレーなどとの長期広告契約に支えられ増大。フォーブス誌によると、イングランド・プレミアリーグの全クラブの評価額は、国内外での試合中継の契約金増加の効果で計60億ドルを上回った。
レアルのライバルであるバルセロナの評価額は26億ドルで3位。プレミアのアーセナルが13.2億ドルで4位、ドイツのバイエルン・ミュンヘンが13億ドルで5位だった。
評価額の上位20クラブのうち、欧州勢が19クラブを独占。20クラブの平均評価額は9億6800万ドルだった。昨年比で26%増。