クルム伊達が3回戦進出、最年長記録 ウィンブルドン
(CNN) ロンドン郊外で開催中のテニスのウィンブルドン選手権で27日、クルム伊達公子が女子シングルスの2回戦を制し、68年のオープン化(プロ解禁)以降、同種目で3回戦に出場した最年長選手の記録を塗り替えた。
クルム伊達は現在42歳。2回戦ではルーマニアのアレクサンドラ・カダントゥと対戦、6-4、7-5のストレートで破った。これまで3回戦に出場した最年長選手は英国のバージニア・ウェイド(当時39歳と362日)だった。
クルム伊達が前回、ウィンブルドンの3回戦に進出したのは17年前。この時は準決勝でシュテフィ・グラフと対戦し敗退した。
試合後、クルム伊達は記者会見し、3回戦に出られる喜びを語った。次に対戦するのは世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(米)。
2年前のウィンブルドンでは姉のビーナスと対戦したクルム伊達だが、セリーナはパワーもスピードも自信もさらに上だと語り、試合では全力を尽くすだけだと述べた。