金魚を使った芸術作品で「涼」を楽しむ 東京
(CNN) 世の中に変わったアートは様々あるが、「金魚鉢アート」はその上位に入るだろう。
アーティストの木村英智氏が手がけるのは、生きた金魚を使った水槽アート。東京の日本橋三井ホールで13日から開催中の「アートアクアリウム展2013~江戸・金魚の涼~」では、木村氏の風変わりだが非常に美しい世界を楽しめる。
11年の夏に日本橋の橋の架け替え100周年を記念して始まったこのアートイベントは、毎年多くの人々を集めている。
今年、展示されるのは17のインスタレーション。5000匹の金魚と70個の水槽や鉢が使われている。作品は照明と未来的なデザインに彩られながら、着物や屏風といった日本文化の伝統を象徴する要素も取り入れられている。
夜になると会場は、酒を楽しみながら音楽とアートを鑑賞できるラウンジへと姿を変える。週末の夜にはライブなども行われるという。