世界最大の米国熱気球大会で炎上、送電線に接触
(CNN) 米西部ニューメキシコ州アルバカーキで開催中の国際熱気球大会で9日、熱気球1機が同日朝、送電線に接触して炎上、約12メートル下の地面に墜落し、乗っていた2人が重度のやけどを負う事故があった。
大会の主催組織によると、負傷したのは59歳と66歳の男性で、ニューメキシコ大学の病院に急送され、手当てを受けている。
大会は世界最大規模の熱気球競技と銘打たれ、今月5~13日まで開催。世界各地から500機以上が参加し、競技などでの賞金を争っている。
事故が起きた9日は競技が一時中断され、各熱気球が出身国の国旗などを掲げた一種のパレード飛行が予定されていた。
地元のCNN系列局によると、事故の目撃者は爆発があった後、炎は長さ約6メートルにわたって発生し、乗員らが乗り込むかご部分が落下し始めたと証言した。
同テレビ局によると、同大会では5、6両日にも熱気球が送電線に衝突する事故があった。ただ、両機とも無事に着陸していた。