夜の街に「光るキューブ」、好評で展示延長 ソウル

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江南地区に浮かび上がる「ブリリアントキューブ」=HYUNDAI提供

江南地区に浮かび上がる「ブリリアントキューブ」=HYUNDAI提供

(CNN) 韓国の首都ソウルの新興商業地区、江南に設置された立方体型のアート作品「ブリリアントキューブ」が、訪れる人々の目を楽しませている。好評を受け、昨年末に終了する予定だった展示期間が今年3月まで延長されることになった。

韓国のメディア・アーティスト、モク・ジンヨ氏がアート集団「ジョンパサン」と共同で制作したこの作品は、LED(発光ダイオード)ライトが入った透明な576本の棒で構成されている。設置面積は36平方メートル。ライトが上下に動き、幻想的な画像を次々と描き出す。

画像のデザインには国際的なメディア・アーティストのユッシ・アンジェスレヴァ、アルバロ・カシネリ両氏が協力した。制作には50人以上が関わり、4カ月間で完成させたという。

モク氏はアートとテクノロジーの融合をテーマに掲げ、これまでにソウルの新世界百貨店の外壁や、麗水国際博覧会で話題を呼んだアート作品「ハイパーマトリックス」を手掛けてきた。ハイパーマトリックスに続いてブリリアントキューブも、韓国の現代自動車グループの出資で制作され、昨年10月から12月までの予定で展示されていた。展示終了後はソウルの国立現代美術館に移設される見通しだという。

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