中国サッカーファン、一押しは英アーセナル
中国での調査結果は、低迷するマンUにさらなる追い討ちをかけることなりそうだ。
調査を手掛けたCIBSのソン・ジアジア氏によると、中国では国別代表チームへの関心が高く、クラブ人気にもそれが反映されているという。アーセナルではメスト・エジルやルーカス・ポドルスキといったドイツ代表選手がプレーしており、これらドイツ人選手の存在が中国国内でのアーセナル人気に大きく貢献しているのではと説明する。
プレミアリーグの強豪クラブの多くは近年、収入増を見込みシーズン前にアジアツアーを敢行している。
アーセナルの場合、1995年に中国で試合を行ったが、その後しばらくアジアツアーを中断し、2011年から再開した経緯がある。報道によれば、シーズン本番に向けた準備に集中したいとするベンゲル監督の意向によるものだったという。
もっとも、こうしたクラブがアジアでの商機を十分に生かし切れているか、疑問の余地は残る。