アルゼンチンとオランダが4強入り W杯
(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は5日、準々決勝の2試合が行われ、アルゼンチンとオランダが4強入りを果たした。
アルゼンチンとベルギーの対戦は前半8分、アルゼンチンのFWイグアインが先制点を決めた。
FWメッシと並ぶ主力のMFディ・マリが脚を痛めて前半33分に交代したものの、アルゼンチンが1―0で逃げ切り、準優勝した1990年のイタリア大会以来24年ぶりの準決勝進出を決めた。
古豪オランダは、今大会予想外の快進撃を見せているコスタリカと対戦。オランダが再三攻撃を仕掛けるも、コスタリカの堅固な守備に阻まれ続けた。0-0のまま延長戦でも決着がつかず、PK戦に突入した。
オランダは名将ファン・ハール監督の采配で、GKをレシッセンから若手クルルに交代。そのクルルが2人目と5人目のキックを止め、PK戦を4―3で制した。オランダは2大会連続の4強入りとなった。
アルゼンチンとオランダは9日の準決勝で対戦する。両国は1978年アルゼンチン大会の決勝でも対戦し、アルゼンチンが3―1で優勝した。98年フランス大会の準々決勝では、オランダがアルゼンチンを破っている。