ストーンズと長年共演のサックス奏者死去、ボビー・キーズ氏
(CNN) 英国のロックバンド「ザ・ローリング・ストーンズ」は4日までに、同バンドと長年共演していた米国人のサックス奏者ボビー・キーズさんが死去したと発表した。ツイッターの公式アカウントで報告した。70歳だった。
死因は伝えられていない。キーズさんのフェイスブックのページによると、米テネシー州フランクリンにある自宅で2日未明、家族や友人に囲まれ、安らかに亡くなったという。
ストーンズは「バンドの音楽に対し1960年代以降、独自の影響を及ぼした。非常に寂しくなる」と追悼した。同バンドのギタリスト、キース・リチャーズさんはバンドのフェイスブックのページで「世界で最大の仲間を失った。彼は元気出せと言うだろうが、今味わう悲しみの気持ちを言い表すことが出来ない」としのんだ。
米テキサス州生まれのキーズさんは、エルビス・プレスリー、ジョン・レノンやエリック・クラプトンなどロック界のスーパースターとのツアーやレコーディングに参加。ストーンズの「Brown Sugar」「Sweet Virginia」「Can't You Hear Me Knocking」などのヒット曲でも演奏した。
ストーンズの活動からは70年に去っていたが、約20年後に再度加わっていた。
ストーンズは約1カ月半前、キーズさんは12月中には安静が必要との医師の指示を受けているため、バンドのオーストラリアやニュージーランド公演には参加しないと発表していた。