M・モンローの遺品競売、元夫からの手紙が940万円
ニューヨーク(CNNMoney) 米女優マリリン・モンローの遺品約200点がこのほどオークションに出品され、再婚相手だった米大リーグのスター選手、ジョー・ディマジオからの手紙が7万8000ドル(約940万円)で落札された。
オークションを主催したのは米カリフォルニア州ビバリーヒルズのジュリアンズ・オークション。遺品はモンローが1962年に亡くなった後、恩師の演出家リー・ストラスバーグが保管していたが、その後友人に譲り渡したという。
ディマジオの手紙は、モンローが独断でディマジオとの離婚を発表した後で書かれた。「あなたが僕のことをどう思っているのか分からないが、僕は何があってもあなたを心の底から真剣に愛している」とつづってある。落札者の名前は公表されていない。
モンローがディマジオの離婚後、3番目の結婚相手となった劇作家アーサー・ミラーにあてて書いた手紙もオークションにかけられ、4万4000ドル近い値で落札された。
モンローのシルクのコートには開始価格の12万ドルを大きく上回る17万5000ドル、よく身に着けていた黒ビーズのネックレスには3万7500ドル、ブラジャーには2万ドルの値が付いた。
オークションにはこのほか英国のダイアナ妃や喜劇王チャーリー・チャップリン、映画「007は二度死ぬ」、ウィリアム王子とキャサリン妃の婚礼などにゆかりのある品が出品された。