映画「ザ・インタビュー」、一部劇場で予定通り公開へ
サウスカロライナ州のある映画館のオーナーは、「観客に危険が及ぶという不安はない。不安を感じていたら上映はしない」と語り、同作品が注目を集めているだけに収益のメリットは大きいとの認識を示した。
SPEはインターネットのビデオ・オン・デマンド・システムで同作品を配信する道も探っているが、今のところサービス提供を表明している企業はない。
リントンCEOは「より多くの形式、より多くの映画館を通し、できるだけ多くの観客に届けるよう努力を続ける」と述べた。
監督と主演を務めるセス・ローゲン氏は「人々が声を上げた!自由が勝った!ソニーはあきらめなかった!」とツイート。共演者のジェームズ・フランコ氏も、画像共有サイトのインスタグラムで「勝利」を宣言した。
CNNと世論調査機関ORCが23日に発表した18~21日実施の調査によると、SPEが公開を見送ったことについて「正しい判断」と評価する米国人は36%にとどまり、62%が「過剰反応だ」と批判的な見方を示していた。