ジュラシック・ワールド、週末の興行収入630億円で新記録
ニューヨーク(CNNMoney) 米人気映画「ジュラシック・パーク」のシリーズ第4作「ジュラシック・ワールド」が世界4200カ所余りの劇場で公開され、最初の週末での興行収入は推定5億1180万ドル(約630億円)と史上最高を記録した。
これは、2011年に「ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2」が初週末に樹立した4億8320万ドルの最高記録を上回る成績となった。
世界のIMAX劇場での収入は4410万ドルに達し、13年に「アイアンマン3」が売り上げた2880万ドルを大幅に上回って記録を更新した。
米国内での週末の興行収入も推定2億450億ドルと、12年に「アベンジャーズ」が記録した2億740万ドルに迫った。米国内の観客は男性52%、女性48%とほぼ半々。年齢層は25歳以上が61%を占めた。
ヒットの規模は予想をはるかに超えている。アナリストらの事前予測は約半分の数字にとどまっていた。
同作品は、1993年公開の第1作で計画された恐竜のテーマパークがついにオープンするという設定。懐かしさに訴える宣伝に加え、昨年のヒット映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」などで主役を演じた大物スター、クリス・プラットの起用が功を奏したとみられる。