FIFA会長選、元ナイジェリア代表主将が名乗り

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ナイジェリア代表の主将として活躍したセグン・オデグバミ氏

ナイジェリア代表の主将として活躍したセグン・オデグバミ氏

(CNN) サッカーのナイジェリア代表チームの元主将、セグン・オデグバミ氏がこのほど、汚職疑惑に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)の会長選に出馬する意向を明らかにした。

オデグバミ氏は63歳。汚職スキャンダルに揺れるFIFAに「信頼と清廉」を取り戻すと抱負を述べている。

現役時代はそのスピードと技術、正確さから「数学者のオデグバミ」との異名を取ったオデグバミ氏。ナイジェリア代表の一員として出場した1980年のアフリカ・ネーションズカップでは、同国の初優勝に貢献した。

オデグバミ氏は声明で、FIFAには信望を取り戻すために浄化が求められていると主張。自らが会長になったあかつきには「非常に高い責任感と誠実さ、透明性、清廉さと説明責任をもって」組織運営を行うと述べた。

ブラッター現会長は17年間、FIFA会長の地位にある。5月に再選されたものの、相前後して米当局がFIFA幹部9人を汚職で立件するという事態になった。

スイス当局も2018年と22年のワールドカップ招致活動における不正を捜査すると発表。その数日後、ブラッター会長は辞意を表明した。

会長選に正式に立候補するには、10月26日までにFIFAに加盟する各国・地域の209協会のうち少なくとも5協会の支持を集めなければならない。会長選は来年2月に予定されている。

会長選にはこれまでに、欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長や韓国の鄭夢準(チョンモンジュン)氏、ブラジルの元スター選手のジーコ氏や、リベリアサッカー協会のムサ・ビリティ会長が出馬の意向を明らかにしている。

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