アカデミー賞、「レヴェナント」が最多12部門で候補に
(CNN) 米映画芸術科学アカデミーは14日、第88回アカデミー賞の候補を発表した。最多12部門でノミネートされたのは、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の「レヴェナント 蘇えりし者」だ。
同作は作品賞や監督賞のほか、クマに襲われて瀕死(ひんし)の状態で置き去りにされ、復讐に燃える男を演じたレオナルド・ディカプリオが主演男優賞、トム・ハーディが助演男優賞にノミネートされた。
次いで監督賞など10部門でノミネートされたのがジョージ・ミラー監督の「マッドマックス 怒りのデス・ロード」。批評家受けのよかったトム・マッカーシー監督の「スポットライト 世紀のスクープ」は、作品賞や監督賞、助演男優賞、助演女優賞、編集賞にノミネートされた。
また、シルベスター・スタローンが「ロッキー」以来、39年ぶりにノミネートされたのも話題となった。今回は同作品の後日譚である「クリード チャンプを継ぐ男」で同じロッキー・バルボアを演じている。過去に同じ役で2度にわたって候補となったのは、ポール・ニューマン(「ハスラー」と「ハスラー2」)など数例しかない。