シャラポワ、薬物違反で出場停止の暫定処分へ 女子テニス

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禁止薬物への指定に気付かず服用

(CNN) 女子テニスのスター、マリア・シャラポワ選手(28)が、1月の全豪オープンで禁止薬物に陽性反応を示していたことが明らかになった。本人が7日、ロサンゼルスでの記者会見で語った。

シャラポワ選手によると、この薬物は「メルドニウム」。2006年から服用を続け、今年初めに世界反ドーピング機関(WADA)が禁止薬物に指定したことに気付かなかったという。

国際テニス連盟は会見の1時間後、同選手に12日以降、調査結果が断定されるまでの暫定措置として出場停止処分を科すことを明らかにした。初めての違反では通常、2年間の出場停止となることが多い。

問題の検査は1月26日、全豪オープンの準々決勝で米国のセリーナ・ウィリアムズ選手に敗れた試合の後に実施された。違反が本人に言い渡されたのは今月2日だったという。

7日の会見ではシャラポワ選手が引退の計画を発表するかどうかが注目されていたが、薬物違反という思わぬ展開になった。

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