ロクテ、強盗証言は「誇張」と認める IOCが規律委設置
ロクテ選手は14日未明にリオ市内で強盗に襲われたと主張していた。しかしブラジル当局によると、同選手ら4人が実際にはガソリンスタンドで器物を損壊し、警備員に注意されたことが判明。同選手は19日、写真共有サイトのインスタグラムで「もっと注意深く率直に話をするべきだった」と謝罪していた。
今回の騒ぎはロクテ選手とスポンサー各社との契約に影響する可能性もある。契約先の水着ブランドのスピードや寝具メーカーのエアウィーヴ、アパレルブランドのラルフ・ローレンはそれぞれ、状況を注意深く見守るなどと表明した。
リオ五輪ではオーストラリアの水泳選手2人が夜遊びで選手村の門限を破り、閉会式への参加停止という処分を受けている。
五輪金メダル通算獲得数の史上最多記録を今大会でさらに更新した米国の競泳選手、マイケル・フェルプス選手は過去に飲酒運転で逮捕され、米水泳連盟から出場停止の処分を受けたりスポンサーとの契約を打ち切られたりしたが、アルコール依存症の治療を経て復活を果たした。