ロクテ、強盗証言は「誇張」と認める IOCが規律委設置
(CNN) リオデジャネイロ五輪の競泳で金メダルを獲得した米国のライアン・ロクテ選手(32)が強盗被害に遭ったとうそをついていた問題をめぐり、同選手は20日放送の米NBCテレビとのインタビューで「話を誇張し過ぎていた」と反省の弁を述べた。一方、国際オリンピック委員会(IOC)はロクテ選手らの一件を調査するための規律委員会を設置した。
インタビューは20日午前に収録され、この部分は同日夜に放送された。ロクテ選手は「私があんなことをしなければこのような騒ぎにはならなかった」と述べた。
一緒にいたチームメートの3人がブラジル警察に事情を聴かれ、このうちジェームズ・フィーゲン選手は訴追を回避する司法取引の条件として慈善事業に100万円余りを寄付することになった。ロクテ選手はインタビューで「これらのことは何ひとつ起きずに済んだはずだ」と語った。