フェデラー、ナダル破り優勝 全豪テニス
(CNN) テニスの全豪オープン男子シングルスは29日に決勝が行われ、スイスのロジャー・フェデラーがスペインのラファエル・ナダルを6-4、3-6、6-1、3-6、6-3で下し、優勝した。フェデラーの4大大会制覇は2012年のウィンブルドン以来5年ぶり。
近年けがに悩まされてきたベテランの両選手にとって、今回の決勝進出は見事な復活を印象付けるものとなった。試合は26本のラリーの応酬が見られるなど、ファンを魅了する白熱した展開となった。
昨シーズンの後半をひざのけがで欠場したフェデラーは「4~5カ月前であれば、自分たちのどちらも全豪オープンの決勝に進めるとは考えていなかったと思う」と振り返った。
一方のナダルは手首の故障に悩まされてきた。今大会ではドイツの新鋭アレクサンダー・ズベレフや昨シーズンのウィンブルドン準優勝のミロシュ・ラオニッチ、ブルガリアのグリゴール・ディミトロフとの激戦を制して決勝に駒を進めた。
試合後、ナダルは「個人的には大変満足している。悲しい気持ちではない」と語った。
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— #AusOpen (@AustralianOpen) 2017年1月29日
"You play the ball, you don't play the opponent." -#Federer#AusOpen pic.twitter.com/MAmHFlbg1v