ボルト、現役最終のレースは途中棄権 日本3位に 世界陸上400mリレー

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痛みに顔をゆがめるボルト。最後のレースは途中棄権となった

痛みに顔をゆがめるボルト。最後のレースは途中棄権となった

(CNN) 英ロンドンで開催されている陸上の世界選手権第9日は12日、男子400メートルリレー決勝を英国が制した。現役最後のレースでジャマイカのアンカーを務めたウサイン・ボルトは脚を痛め、途中で棄権した。

ボルトは第3走者からバトンを受け取った後、数歩走ったところで左脚を抱え、地面に倒れた。

レースは英国が37秒47で金メダルを獲得。5日に男子100メートルで優勝したジャスティン・ガトリンらを擁する米国チームが0秒05差で銀だった。日本が銅を取った。

ボルトは100メートル決勝でガトリンと米国のコールマンに敗れ、3位に終わっていた。

ジャマイカのチームメイト、ジュリアン・フォルテはボルトの故障について「本人から具体的には聞いていないが、肉離れかけいれんのように見えた」「何度も謝っていたが、私たちからは謝る必要などないと伝えた」と語った。チーム・ドクターは「左もも裏のけいれん」との見方を示した。

ジャマイカの第1走者で110メートルハードルの覇者、オマー・マクリオドは「ウサイン・ボルトの名前はずっと生き続けるだろう」と話した。

この日の男子5000メートルでは、エチオピアのムクタル・エドリスが英国のモハメド・ファラーを破り、13分32秒79で優勝した。

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