ダビンチ絵画、510億円で落札 芸術作品として史上最高額
大きさは高さ約66センチ、幅約45センチ。フランスのルイ12世の依頼で制作され、後にイングランドのチャールズ1世の手に渡ったが、18世紀の終わりごろから行方不明になっていた。
その後1958年のオークションで再浮上したが、この時は複製と見なされて45ポンドで落札。2005年に美術商が1万ドル足らずで入手した時には、劣悪な状態に置かれて絵の具が厚く上塗りされており、入念な修復作業を経て、ダビンチの作品と確認された。
これまでの持ち主だったロシアの実業家ドミトリー・リボロフレフ氏は、2013年にこの作品を1億2750万ドルで買い取っていた。