バスケ予想的中で年1億円の終身年金、バフェット氏が約束
ニューヨーク(CNNMoney) 米投資会社バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェット最高経営責任者(CEO)は、11日開幕の男子バスケットボール全米大学選手権「マーチ・マッドネス(3月の熱狂)」でベスト16までの試合結果を言い当てた同社従業員に、賞金として年間100万ドル(約1億700万円)の終身年金を約束している。
マーチ・マッドネスには全米の大学68校が参加し、4つの地区に分かれたトーナメント方式で争う。賞金は、16校が地区準決勝に勝ち進むまでの勝敗を完璧に予想した従業員に贈られる。
バフェット氏はさらに先月、自身の出身地であるネブラスカ州のクレイトン大学またはネブラスカ大学が優勝した場合は、賞金の額を倍増させて年間200万ドルにすると発表した。
たとえベスト16まで到達しなくても、勝敗の予想を最も長く的中させ続けた従業員には10万ドルの賞金を出すという。
昨年はウェストバージニア州の工場に勤める従業員が、31試合目までの勝敗を言い当てて10万ドルを獲得した。
バフェット氏がマーチ・マッドネスの予想で初めて賞金を約束したのは14年。この時は一般市民を対象に、全試合の勝者を完璧に予想すれば10億ドルを支払うとの企画を発表したが、賞金を獲得した人はいなかった。