インディ・ジョーンズ、女性に主役交代も? スピルバーグ監督
(CNN) 人気シリーズ映画「インディ・ジョーンズ」を手がけたスティーブン・スピルバーグ監督が、同シリーズの主役に女性を起用する可能性を口にした。
スピルバーグ監督は、英大衆紙サンにこのほど掲載されたインタビューの中で、「ジョーンズをジョーンに変えなければならないかもしれない。そのことに何も問題はない」と語った。
スピルバーグ監督はこれまでにも、強い女性の姿を描く作品を手がけてきた。「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」には、米紙ワシントン・ポストの発行人だった女性キャサリン・グラハムが主役として登場する。
その背景には、自身の私生活における女性の影響があるらしい。「私は非常に幸運なことに、女性たちの影響を受けてきた。そのうち何人かは、正気を失うほど愛している。母と妻のことだが」とスピルバーグ監督。ちなみに妻は女優のケイト・キャプショー。
映画インディ・ジョーンズは、1981年公開のシリーズ第1作「レイダース・失われたアーク」以来、ハリソン・フォードが主演してきた。2020年にはシリーズ5作目の公開が予定されている。
「これはハリソン・フォード最後のインディ・ジョーンズ映画になる」とスピルバーグ監督。「でも間違いなく、物語はその後も続く」と話している。