敗退の日本代表が更衣室を掃除、感謝のメモも 世界から賞賛の声
(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の決勝トーナメント1回戦でベルギーに敗れた日本代表が、気高い教訓を世界に示した。
涙の惜敗の後、選手たちはロッカールームにロシア語でひと言、「スパシーバ(ありがとう)」と書いたメモを残して去った。しかも部屋中をきれいに掃除して。
今大会で日本の選手とサポーターが見せたスポーツマン精神には、だれもが心を打たれた。
他国のサポーターがナチス式敬礼をしたりしてニュースになったのに対し、日本のサポーターたちは試合終了後もスタジアムにとどまり、掃除に精を出す姿が話題を集めた。
日本選手のマナーは、厳格な親にも「家族の会食に招きたい」と思わせてしまうほどだ。一時はベルギーをリードしながら逆転負けした悔しい試合の後も、スタンドのサポーターには感謝の一礼を忘れなかった。
This is my favourite moment of the World Cup so far; Japan fans picking up litter after their victory vs Columbia. The lessons in life we can take from the game. Why I support #class#respect#WorldCup pic.twitter.com/FyYLhAGDbi
— Christopher McKaig (@Coachmckaig) 2018年6月19日